素晴らしい夜をありがとう - @ClubNightsを終えて

@ClubNights、みなさん聴かれましたか?もしまだという方がいれば是非是非聴きに行ってみてください。ほんとに珠玉のREMIXが詰まった、素晴らしい作品ですよ。基本的には見る動画ではなくて聴く動画なので、作業中のBGMとしてもオススメです。もちろん動画としても照明やバックの星の動きなどよく考えられているのでそこも併せて見ても楽しめる事うけあいですが。

それでは感想とか

いやはや、先行レビューカット版を聴いてはいたので雰囲気はつかめていたつもりでしたが、いい意味で裏切ってくれました。先行公開部分になかった部分が本当に予想外で。
と、そんなわけで各部での感想をさらっと書いてみましょう。*1

19:00〜の部


入りは春香さんによる太陽のジェラシー。ここで今回の企画の趣旨を全面に押し出してわかってもらおう、という感じでしょうか。
コメントでも、

  • 太陽のジェラシーってこんなにいい曲だったんだな
  • こんな太ジェラありなのか
  • 太ジェラの難しさが活かされてる

など原曲の太陽のジェラシーの良さを再確認できているような反応もありました。あのライブ音源でネタっぽいイメージのあるこの曲ですが、ほんといい曲なんですよ!
続いて伊織によるリゾラに繋がります。このつなぎがまたいいんだ…。そしてこのアレンジ。素晴らしいとしかいいようがありませんね。ちなみにこのいおりぞら。正直言って先行レビュー版を聴いて感じていた全体の流れからすると全くの予想外でした。もちろんマイナス方向ではなくてプラス方向で。もっと落ち着いた雰囲気で最後まで流れていくんだろうなーと予想していたんですが、まさかこんな跳ねる曲でくるとはなあ…。いやあやられた。
その後行われた生放送では「夜のリゾラ」という評価がでていて、ああ、なるほどなあ、と。まさにこれは「夜のリゾラ」という言葉で集約できそう。その他の感想などでもこのリゾラで完全にこの世界にハマってしまった人が多数いるみたい。それほどこのREMIXは珠玉の出来だと思います。

20:00〜の部


20時の部は美希によるI Wantから。19:00〜からここに来た人はおそらく大部分はもうこの世界にハマっているんじゃないかな、と。その流れでこの曲でこのアイドルのチョイスですよ。19時の部ではどこか楽しい夏の夜のビーチのイメージでしたがここでは一気に空気が変わります。観客のどよめきが見え聞こえてくるよう。コメントでも、

  • こんなシックなI Wantありえねえw
  • ちょっと、これは、おどろいた。すごいな
  • この曲が一番謎だ。なんと言えばいいのか
  • 不安なようで、なぜか安心する
  • 美希の色気が発揮されている
  • 疾走感すげえ!

とまさに「どよめいて」いますよねw
そして繋がるは雪歩の迷走Mind。これがまた驚きのREMIX。というか驚きっぱなしですけど。なんだろうね、この哀愁と焦燥感。雪歩は元々一見弱いイメージの中に一本の強い芯がピンッとあるという人物ですが、この堂々たる歌いっぷりは何事かと。しかもそれでいてどこか弱さを見せるウィスパーボイス。コメントにもありましたがこの20時の枠は「意外性」ですね。まさに起承転結のうちの「承」に当たる部分となっていると思いますです。

21:00〜の部


20時の部ではどこか静かな雰囲気になった会場を一気に暖めるような勢いで始まる伊織の「いっぱいいっぱい」。跳ねるように楽しげに歌う伊織にメロメロにされちゃってください。感想を言うならここはもうただ一言。
いおりんかわえええええええええ
続いて登場するは前の枠に引き続き雪歩。迷走Mindではどこか強い、でも悲しげな歌を歌いきった雪歩ですが、今度の9:02pmでは幼く辿々しさの感じられる可愛い歌を聴かせてくれます。さてこちらの感想を一言で伝えるなら…そうね。
好きは反則
十分に暖まった会場にさらに熱を入れるべくあずささんのKosmos, Cosmosが登場。伊織で引きつけ、雪歩で安心させ、ここで一気にハートを掴みにくるこの構成はほんと素晴らしいね。また、あのテクノ調の楽曲がこんなに艶めかしい曲になるとは、あずささんの歌声があってこそなのはもちろんですが、なんともアレンジの妙ですなあ。
さて、21時の部のトリを飾るは千早のColorful Days。この千早がもう嬉しそうで楽しそうで…。満面の笑みで歌い上げている千早が目に浮かぶよう。そして最後は4色の照明が集まり4人のセッション。ああ、素晴らしい展開です…。

22:00〜の部


いよいよ最後の組ですね。
伊織、雪歩、あずささん、千早の4人によって暖められた会場。でももう終わりの時間はすぐそこに迫っています。そんな中登場するのは律子による目が逢う時間。優しい演奏に力強い律子の歌声。声は強いのにどこか物悲しい、でもとても優しい、なんというか終わって欲しくないという会場の想いが一体になっているような、そんなイメージ。曲の最後には控えめに、でも確かに会場からの拍手とゆっくりお辞儀をする律子を幻視しました。
さて、ライブ的には約4時間、動画的には20分強。大トリを飾るのはまさかの美希で「隣に…」。柔らかい演奏に幼さを感じさせる甘い可愛い歌声が印象的な入りですが、サビから終盤にかけては思いの丈をぶつけるかのようなどこか必死で訴えかけるような歌声に変化します。無印→PSP→DSと続くこの流れを考えると、何かこう感慨深い歌声ですよね…。色々あったね、頑張ったね、と頭をなでてあげたくなってしまいました。

総括

今回RDGさん経由で企画Pからのお誘いがあり、ブログ上での広報活動的な事にご協力させていただきました。
元々こういう裏方的な動きとかって大好きですし、何より「ブログでの宣伝を映像の代わりとしたい」という趣旨の呼びかけに面白いと感じたのもあり、一も二もなく協力を申し出た次第です。まあスケジュール的にも何かあったわけではないですしね。
ちなみに最初にいただいたお誘いの文面を一部公開しちゃいます。*2

この度「@ClubNights」という企画名で12月に動画を発表しようと思っております。
投稿する動画の内容は、Liveをイメージしたアイマス公式曲のRemixです。
小規模店舗でのライブをイメージして、飲み物片手にでも楽しんで貰おうと思っており、基本的には映像は付けず曲がメインになります。
以前から動画以外にストーリーを展開する手法として、SSとの連携などがありましたが、今回はLive開催のポスター等による告知を計画しております。
動画では意図的にPV映像を作らないのですが、曲だけだと動画の説明が不足してしまうので、『事前の皆様のブログでの宣伝』を本編の前振りとして、今回の企画に使いたいと思っています。
特に今回は、バンダイナムコ本家からこういうアレンジが出ても良いじゃないかという思いがあり、ニコマスの場だけでなくアイマスが好きな全ての人に見て欲しいと思っています。
そのためにはニコマスPの繋がりだけでは足りないため、ブロガーの皆様に声をかけた次第です。

どうですか。アイマス好き・ニコマス好きならこんな内容で誘われたらそりゃあ協力もしたくなるってもんじゃないですか。
なお実際に僕たちブロガーと企画Pを仲介されたRDGさんが今回の経緯を語っていますので、そちらも併せて読んでいただくといいのではないかな。
@ClubNightsという音楽空間 ― (2)ブロガーを巻き込む - 爽快・楽しくなる動画
いやあそれにしてもこんな企画に協力できて嬉しかったし楽しかったです。またわずかでも力になれたなら本当に嬉しいですねえ。
また、4本の動画公開後にも2カ所のニコ生やチャット、大百科の掲示板など想像よりも大きく盛り上がってくれて、なんというか、感無量です…。
願わくば、この楽曲たちが末永く聴かれるようにならんことを。
と、綺麗っぽい言葉で締めたところで@ClubNightsの感想を終えたいと思います。企画PやRDGさん、参加ブロガーの皆さんや動画を観てくれた皆さん。そしてここまで読んでくれたあなたにも最大限の感謝を。

蛇足という名の独り言

なんだかTwitter上などで見る限り他のPの方、とりわけ音系Pの方々にも好評なようで、それだけにルサンチマンを燃やされているようですねw
一視聴者としては第二第三の@ClubNightsが発生したら、それはもう嬉しい事なので、是非是非燃やしに燃やしたルサンチマンを発散させていただきたいと思います!
また、企画Pにインタビューする機会があったのですが、こちらでは次回は考えていない、という答えでした。が、それも反響次第、というような発言もありましたので、皆さんどんどんノせちゃいましょう!アンコール!アンコールですよプロデューサーさん!

*1:僕は音楽畑の人ではないのであんまり込み入った感想はかけないのですけどw

*2:まずかったらいってねw→関係者