ゼテギネア世界への帰還・ライブツアー・世界の謎

具Pはそろそろもう古株、と言っていい頃合いですよねえ。
そんなわけでアイマス×伝説のオウガバトル(+オウガバトルサーガ)であるところの「アイドルたちののオウガバトル」2章プロローグと第1話をつなぐエピソードが前後編できておりますね。


今回はまだ解放されていない都市の開放とそこでのライブツアーを敢行する、というお話がメイン。
具Pのこのライブ演出好きなんだー。

見てない方に説明すると、これはオウガバトルの世界ゼテギネアに飛ばされてしまった765プロの面々のお話です。
このお話での765プロの面々はオウガバトル登場人物との入れ替わり、という形で描かれます。ただし、本来の人物がいなくなったかというとそうではなく、タロットカードに封じられていてある一定の人物にしか見ることが出来ない、と言う形になっています。もちろん見ることが出来る人は、タロットカードに封じられた本来の人物と765プロの面々は別の人間として認識できるものの、そうではない人には本来の人物の姿で認識されています。

まあ、詳しい話は本編中で徐々に明らかになっていく設定の部分なのでこの程度にして、ある条件下では765プロの面々本来の姿を一般の人も視認できる、という現象を利用してアイドルたちによるライブ活動が時折(といっても2回目かな)行われます。今回はそのお話。
さて、ライブ場面終わりで、今回具Pは面白い表現を使っていたのでちょっと抜粋。軽くネタバレ入るので格納しておきますね。
実際春香さんたちはこのゼテギネア世界異世界、つまり現実に存在する世界として認識しています。ここで今回律子はゼテギネアはゲームの世界のお話、つまり架空戦記ではないのか、という説明をします。


ここでの「架空戦記」のワードの入れ方、ぐっと来ました…。
同じゲーム世界に飛ばされる設定にはアイマスクエストもありますが、あちらは最初からゲームの世界に入ることをアイドルたちが知ってるんですよね。その上でその世界に愛着を持っていく。
このアイドルたちのオウガバトルの場合、過去世界か、例え異世界なんだとしても、現実の世界だと思っていた場所心を通い合わせた人たちがすべて誰かが創ったお話で創作物に過ぎない、と後から知らされるんですね。これって衝撃度は段違いでしょうねえ。
お話の中でも最後はその"架空かもしれない人"に抱きついて泣いてしまう春香さんが描かれてます。

いやあ、架空戦記の真面目な場面でメタ視点来たなー…と、ちょっと感動してしまいましたよ。具Pさすがだなー…。
さて、投コメによるとそろそろ2章の1話がアップされるようです。今後どういった話に持って行くのか。千早・あずさはどうなっているのか。真・美希の行方は?プロデューサーはどういう状況に置かれているのか?小鳥さんもやはり来ているのか?
まだまだ楽しませてもらえそうです。